有利発行により取得した有価証券にかかる課税関係について教えて下さい。

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有利発行により取得した有価証券にかかる課税関係について教えて下さい。

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有利発行により取得した有価証券にかかる課税関係については以下の通りです。

 時価よりも安い価額で発行(有利発行)された株式を法人が取得する場合、その取得価額は実際の払込金額ではなく、取得時において取得のために通常要する価額(時価)とされ、払込金額と時価との差額は株式を取得した法人において受贈益として法人税の課税所得計算上、益金の額に算入されることがあります。

 ところで、有利発行により株式を取得した場合でも、例えばその取得が当該発行法人の株主として株主割当に応じたもので、当該株主割当が株式の内容および数に応じた平等の割り当てであり、かつ、その株主と異なる株式を有する株主との間においても経済的な衡平が維持される場合には、株主間で不平等が生じることがなく、課税上の弊害もありません。しかし、例えば特定の第三者が有利発行により株式を取得するケース等においては、有利発行される前に既存株主が有していた価値(持分)の一部が有利発行後による第三者割当の方法で株式を取得した者が法人である場合には、当該株式の時価と払込金額との差額は受贈益として、当該法人の法人税の課税所得計算上、益金の額に算入されます。

 なお、有利発行であるか否かは、払込金額等を決定する日の現況における当該発行法人の株式の価額(決定日の価額のみをいうのではなく、決定日前1月間の平均株価等、払込金額等を決定するための基礎として相当と認められる価額をいいます。)と払込金額等との差額が払込金額等を決定する日の時価の概ね10%相当額以上であるか否かにより判定することになります。

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