
年払いから月払いへ変更するデメリットはありますか?
よくあるご質問「保険料の月払いと年払いは何が違うのですか?」の中でもご紹介させて頂きましたが、月払いへ変更することで、保険料の割引が適用されている年払いと比較して保険料は割高となります。たいていの場合、払い方の変更をしても解約返戻金は固定で変わりませんので、保険料だけが割高となり、結果として解約返戻率が若干下がる形となります。これが一つ目のデメリットです。
二つ目に、年払いから月払いへ変更することで、決算時に損金算入できる金額も少なくなります。今までは保険料年払い(向こう12カ月分をまとめて支払い)して12ヶ月分を損金にしていた契約が、月払いに変更することで決算末までの月数分のみの損金算入となります。
また、法人保険コラム「月払いで始めた契約は、いつでも年払いに変更することができますか?」の中でもご紹介させて頂きましたが、月払いから年払いへの変更手続きは、原則として契約月(応答月)にしかできません。いつでも変更できるわけではありませんので、注意が必要です。月払いへの変更手続きが契約月に間に合わない場合、複数月分の引き落としを行ない調整してくれる保険会社もありますので、担当者や保険会社のカスタマーフリーダイヤルでご確認頂くことをおすすめいたします。ご不明な点等ございましたら、どうぞお気軽にお問合わせ・ご相談を頂ければ幸いです。