会社(法人)契約の個人年金保険について教えて下さい。

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節税保険導入事例,節税

会社(法人)契約の個人年金保険について教えて下さい。

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会社(法人)契約の個人年金保険については以下の通りです。

 法人契約における個人年金保険の保険料は、死亡給付金および年金の受取人が法人である場合には「保険料積立金」として全額資産計上し、被保険者またはその遺族である場合には「給与」とします。死亡給付金の受取人が被保険者の遺族、年金の受取人が法人である場合には、保険料の10%を「福利厚生費」または「給与」とし、90%を「保険料積立金」として資産計上します。資産計上された「保険料積立金」の取崩方法には、取崩事由に応じて一定のルールがあります。

1.個人年金保険とは

 「個人年金保険」とは、年金支払開始日に被保険者が生存しているときには、同日以後の一定期間にわたって年金が支払われ、また、同日前に被保険者が死亡したときには、所定の死亡給付金が支払われる生命保険です。

2.個人年金保険の契約形態別の経理処理

①死亡給付金および年金の受取人が法人である場合

 契約者:法人 被保険者:役員・従業員等
 死亡給付金受取人:法人  年金受取人:法人

A.保険料支払時
 (借方) 保険料積立金 / (貸方) 現金預金

B.死亡給付金の支払いを受けた時
 法人が受取った死亡給付金は、保険料積立金との差額を雑収入または雑損失として計上します。
 (借方) 現金預金 / (貸方) 保険料積立金
                (貸方) 雑収入※ ※または(借方)雑損失

C.年金の支払いを受取った時
 法人が受取った年金を雑収入に計上するとともに、次の算式で計算した保険料積立金を雑損失に計上します。

雑損失計上額=保険料積立金の額×(支払いを受ける年金の額/年金支払総額)

 (借方) 現金預金 / (貸方) 雑収入
 (借方) 雑損失   / (貸方) 保険料積立金

D.年金の一時払を受けて保険契約が消滅した場合や解約した時
Bの死亡給付金の支払いを受けた時の取り扱いと同様です。

②死亡給付金および年金受取人が被保険者又はその遺族である場合

 契約者:法人  被保険者:役員・従業員等
 死亡給付金受取人:被保険者の遺族  年金受取人:被保険者

A.保険料支払時
 (借方) 給与 / (貸方) 現金預金

B.死亡給付金や年金の支払いを受けた時
 法人の経理処理はありません。

③死亡給付金の受取人が被保険者の遺族、年金の受取人が法人である場合

 契約者:法人  被保険者:役員・従業員等
 死亡給付金受取人:被保険者の遺族  年金受取人:法人

A.保険料支払時
 保険料の10%を損金算入し、90%を資産計上します。

<仕訳事例>
 前提 支払保険料:100万円/年
 (借方) 福利厚生費※ 10万円 / (貸方) 現金預金 100万円
      保険料積立金 90万円

※被保険者が役員・部課長等特定者のみである場合には、これらの者に対する給与とします。

B.被保険者の遺族が死亡給付金の支払いを受けた時
 資産に計上した保険料積立金を全額崩壊して雑損失に計上します。
 (借方) 雑損失 / (貸方) 保険料積立金

C.法人が年金の支払いを受けた時
①死亡給付金および年金の受取人が法人である場合Cと同様です。

D.法人が年金の一時払を受けて保険契約が消滅した場合や解約した時
 ①死亡給付金および年金の受取人が法人である場合Dと同様です。

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