
中小企業倒産防止共済の損金算入の改正について教えて下さい。
取引先事業者が倒産した場合に受けられる共済金の貸付額が、すでに貸付を受けている共済金の貸付残高を含めて限度額8,000万円まで引き上げられることとなりました。また、毎月の掛金の限度額が20万円まで引き上げられ、掛金総額(積立額)が800万円となりました。
中小企業倒産防止共済とは
中小企業では、資金繰りなどの問題により取引先の倒産等・売掛債権の未回収のリスクが高いといえます。中小企業倒産防止共済(経営セーフティー共済)は取引先の倒産や貸し倒れリスクを防止する目的で設けられたものです。改正前は、掛け金は5,000円~80,000円/月の範囲で選択でき取引先企業の倒産リスクにカバーしつつ、その全額を損金・経費処理するこができます。取引先倒産等の場合、最大で掛け金の10倍までの範囲内(最高3,200万円まで)で無担保・無利息等の条件にて、融資を受けることができます。
詳しくは、下記の記事をご参考にしていただければ幸いです。
▶ 中小企業倒産防止共済(経営セーフティ共済)の改正(増額)が10月5日よりスタートします