CD|NCD(negotiable certificates of deposit)
CD|NCD(negotiable certificates of deposit)とは
譲渡性預金のこと。米国において誕生した金融商品で、日本では1979年5月に発行が認められ、市場が創設された。市場創設時の規制は段階的に緩和され、現在では、金利、預入単位、発行限度に特に規制はなく、発行単位は5,000万円以上、期間は2週間以上5年以下の期日指定方式(期限前解約、買い取り償還は行われない)となっている。日本のCDの最大の特徴は、譲渡方式が指名債権譲渡方式になっていることである。譲渡に際しては、発行金融機関へ通知せねばならず、さらにその通知が金融機関以外の第三者に対抗するには公証人役場での確定日付が必要となり、流通取り扱いの事務を繁雑なものとしている。