BIS二次規制

法人保険用語辞典

BIS二次規制

BIS二次規制とは

拡大する銀行のトレーディング業務に伴い増大するマーケット・リスクに対応すべく追補された、バーゼル銀行監督委員会による自己資本比率規制のこと(マーケット・リスク規制)。1996年1月、「マーケット・リスクを自己資本合意の対象に含めるための改定」により、97年末までにマーケット・リスク規制を各国が導入するよう定められた。

具体的には、トレーディング勘定で保有されている金利関連商品および株式に係るリスク、銀行全体の為替リスクおよびコモディティ・リスクを対象とし、従来の信用リスクに加えて自己資本の所有が義務づけられる。その際、マーケット・リスクの計測にあっては、銀行はBISが提示する標準的手法または監督当局から承認を受けた内部リスク管理モデルのいずれかを採用することができる。また、マーケット・リスクをカバーするためにのみ短期劣後債務を自己資本に組み入れることができる(Tier3)。

このようなマーケット・リスク規制の導入に伴って、自己資本比率の算出についても次のように変更された。まず分母については、信用リスクとマーケット・リスクの間で自己資本比率計算上の整合性を図るため、マーケット・リスク額に12.5(最低自己資本比率である8%の逆数9を乗じ、これを信用リスクに係るリスク・アセットの合計額に加算したものとされた。また分子については、①当該銀行のTier1資本項目全額、②88年合意に定められている限度内(Tier2資本はTier1資本の総額を上回らないこと、長期劣後債務はTier1資本の50%を超えないこと)で算入が認められたTier2資本項目、③マーケット・リスクをカバーするためだけに一定限度内(マーケット・リスクをカバーするために必要なTier1資本の250%を超えないこと)で算入が認められたTier3資本項目のうち銀行が実際にマーケット・リスクをカバーするために用いている額、の合計(算入自己資本)とされた。

あいうえお索引

お気軽にお問い合わせください

 北は北海道、南は沖縄まで日本国内であればどこでもご利用いただけます。お客様の地域に関わらず、事務所にご訪問してのお打ち合わせ・ご相談も承っております。どうぞお気軽にご相談をいただければ幸いです。また、ご相談に対する交通費や相談料は頂いておりませんので 、どうぞお気軽にお問い合わせを頂ければ幸いです。