貯蓄金融機関(thrift institutions)

法人保険用語辞典

貯蓄金融機関(thrift institutions)

貯蓄金融機関(thrift institutions)とは

米国の長期金融に特化する専門金融機関の総称で、商業銀行(commercial banks)に対する概念。貯蓄貸付組合(S&L)、相互貯蓄銀行、信用組合が含まれる。

前二者は類似の金融機関で、従来、小口貯蓄性預金による調達資金を用いて、主として住宅抵当貸付を行うことが特徴であった。このため、基本的には、短期調達・長期運用という資金構造を有するが、規制金利の下ではこうした調達・運用構造は長短金利差に見合う安定した収益をもたらすため、経営は比較的安定していた。

しかし、1980年頃からの金融自由化の下で、調達金利の市場金利連動度合いが高まった結果、金利上昇期に大きな逆ざやが発生し収益が圧迫されることとなった。さらに併せて進められた業務制限の緩和により可能となった企業向け不動産融資等により、こうした収益圧迫に対処しようとしたことが、不動産価格の下落等で裏目に出たこともあって、80年代後半から、貯蓄金融機関の経営破綻が多発し、大きな問題となった。

なお、信用組合は、非営利の協同組織であり、従来税制上の特定がある一方で活動が制限されてきたが、規制緩和が進み、広範な業務の提供が可能となった。

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