評価(valuation)
評価(valuation)とは
一般に評価とは、会計の勘定項目の価値を金額で表すことと解されており、資産、負債、資本、収益、費用の各項目について行われるわけである。しかし、通常は評価といえば資産の評価を指す。したがって、資産の評価という場合には、貸借対照表の資産の項目を金額で表すことを意味する。資産の評価は、原則として取得原価で行うことになっているが、時価評価を行う場合も増えている。
取得原価の場合は、低価法を採用する場合などを除いて、取得原価を継続して適用する。つまり時価が変動しても、それを反映することはない。これに対して、時価評価の場合には資産の評価は、時価の変動の影響を受ける。
例えば株式は取り上げると関係会社の株式は、取得原価であり、株式相場の影響は反映しない。これに対して、その他有価証券は時価評価であり、株式相場の変動によって、評価益、評価損が発生する。