行動科学(behavioral science)
行動科学(behavioral science)とは
人間はどのような状況の下で、どのような行動をとるか、また、それはなぜか、といった事柄を体系的に究明する学問。従来から、人間に関する科学としては、人類学や心理学、社会学などがあるが、部分的で全体を見失いがちだったので、これを統合するため生まれた学問である。しかし、最近では、さらに一般システム論、コミュニケーション理論、選好行動理論などがこれに加わり、行動科学の新しい領域を形成しつつある。この科学は、マネジメント一般、生産関係、販売関係など応用例が広いが、まだ将来の学問といえる。