経営者革命(managerial revolution)
経営者革命(managerial revolution)とは
米国のJ.バーナムが1941年に発表した近代的資本主義国家論。株式の分散が進むにつれて大株主の支配が薄れ、さらに経営組織の大規模化、生産技術の高度化、労働問題の緊迫化などで、どうしても専門経営者が必要となった。しかも専門経営者の機能は、企業内だけでなく、社会的にも大きな役割を果たすようになった。バーナムはこの事実に着目し、資本主義社会の次にきたるべき社会はけっして社会主義社会ではなく、経営者社会であり、そこでは経営者が支配階級として君臨すると主張した。