産業連関分析(input output analysis)
産業連関分析(input output analysis)とは
近代経済学の分析方法。一国の経済を産業別にいくつかの部門に分け、最終需要が増えたとき、各産業、物資別にどのように波及するかについて一定期間に行われた経済取引を一つの表にまとめ(産業連関表)、それをもとに一国の経済の構造と相互依存関係などを明らかにしようというもの。それらの点が明らかになれば、経済変動の影響と経済政策の理論的基礎づけなども可能となる。
レオンチェフは企業、家計、政府などの間の財貨やサービスの流れをつかみ、一国の経済構造を分析した。このことから彼の名にちなみレオンチェフ分析と呼ぶこともある。