技術革新(innovation)
技術革新(innovation)とは
経済学者シュンペーターがイノベーションという言葉を用い、それを主軸とする経済発展理論を展開したことから注目されるようになったもの。
シュンペーターのいうイノベーションは、①消費者にまだ十分知られていない財貨や新しい品質の財貨を製造する、②その産業部門でまだ知られていない生産方法を導入する、③新販路を開拓する、④原料または半製品の新しい供給源を獲得する、⑤新組織の達成--などを指している。最近では、イノベーションは主として技術革新の意味に用いられる。これは第2次世界大戦の経済の成長が技術の革新により達成されたため。