圧縮記帳(compressed entry)

法人保険用語辞典

圧縮記帳(compressed entry)

圧縮記帳(compressed entry)とは

固定資産の価格は取得価格で評価するのが原則であるが、その例外として固定資産の取得価格から一定の金額を差し引いて帳簿価格とすること。

たとえば、国庫補助金を受けて固定資産を取得する場合、税法では国庫補助金を課税対象とするから、国庫補助金をもらっても税金を取られて手取り額は減るので、固定資産を入手できない例も生まれる。これでは、国庫補助金制度を設けた政策上の趣旨に反することになるので、国庫補助金に相当する金額を固定資産圧縮損として扱い、固定資産の取得価格から差し引くわけである。これに伴い、固定資産の帳簿価格は低くなり、したがって減価償却の実施額も少なくなって、その分だけ計上利益がふえるので、税金もふえることになる。これは一時的な課税に代えて長期間にわたり課税することを意味し、圧縮記帳は課税の繰り延べという結果をもたらすわけである。

圧縮記帳は、「法人税法」「租税特別措置法」によって認められている。また圧縮損によって処理する方式に代えて引当金を計上したり、あるいは利益処分による積立金による方式も認められている。

あいうえお索引

お気軽にお問い合わせください

 北は北海道、南は沖縄まで日本国内であればどこでもご利用いただけます。お客様の地域に関わらず、事務所にご訪問してのお打ち合わせ・ご相談も承っております。どうぞお気軽にご相談をいただければ幸いです。また、ご相談に対する交通費や相談料は頂いておりませんので 、どうぞお気軽にお問い合わせを頂ければ幸いです。