ワーク・デザイン(work design)
ワーク・デザイン(work design)とは
アイデアル・システムズ・コンセプトともいう。システムを改善したり、設計したりするときに必要なものごとの考え方、あるいは考え方の手順を示したもの。
システムを改善するのに、従来は動作時間分析、人間工学、OR、システム工学などの経営手法が用いられてきた。これらの手法は現状を分析し、そこから問題点を見つけて改善する帰納的方法をとっている。これに対してワーク・デザインは、現状を分析するようなことは一切せず、いきなり理想的なシステムを考え、そのシステムを実現するためにどうしたらいいかを考える演繹的方法である。