コスト・プラス・フィー方式(cost-plus-fee)
コスト・プラス・フィー方式(cost-plus-fee)とは
実費精算方式。プラント建設にかかるすべての費用に役務の報酬(フィー)を加算する方式。この方式では、費用は電話代にいたるまですべてを拾いあげて計算しなければならないし、間接部門にかかる費用を明らかにしなければならない。つまり顧客に対して費用はすべてガラス張りにしなければならないから事務が煩雑なうえ、経理内容が相手につつ抜けになるといった欠点がある。利点としては設計の変更が容易であり、物価変動によるリスクも少ないことなどがあげられる。