未払い計上で保険料の損金算入(短期前払費用)をすることはできますか?

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未払い計上で保険料の損金算入(短期前払費用)をすることはできますか?

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8月末決算で8月27日が契約日の逓増定期保険に加入をしています。毎年、年払いで保険料を払っていますが、今年は保険料の払い込み少し遅らせたいと思います。2ヶ月間の払い込み猶予期間を使って10月末までには保険料を支払おうと思います。この場合、今期の8月決算に未払い計上で保険料の損金算入(短期前払費用)をすることはできますか?

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原則、短期前払費用で損金算入することはできません。

 節税対策に活用される法人保険は、決算末ギリギリに加入することが多くあります。そしてそれらの法人保険のほとんどに払い込みの猶予期間が存在します。ご質問をいただいた8月決算のお客様は、8月27日が契約日となる保険をご契約頂いておりましたので、10月27日までが払い込みの猶予期間となります(たいていの保険会社は払い込みの猶予期間が2ヶ月ほどあります)。

 この場合、保険的には2ヶ月間の払い込み猶予期間を活用することに全く問題ございませんが、法人の経理処理上は決算をまたぐ払い込みに注意する必要がございます。

 保険料の年払いは、“短期前払費用の特例”という特別な税務ルールが適用されて向こう1年分の保険料を“支払ったタイミング”で12ヶ月分損金とすることができます(この支払ったタイミングというのがポイントです)。8月末決算のお客様が8月を過ぎて、例えば9月に払い込みを行った場合、この短期前払費用が適用にならず、8月末の決算で損金に算入することができなくなってしまいますので注意が必要です。

 例え未払いを計上したとしても、税務は実態をみますので、決算を過ぎてから支払った保険料に対しては短期前払費用の特例が適用になりません。未払い計上をしても損金算入は否認されてしまう可能性がありますので注意が必要です。万一、保険料の払い込みが遅れてしまった場合は、顧問税理士と相談のうえ、正しくリスクを理解して経理処理を行うことをおすすめいたします。

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